阪神福島駅、新福島駅すぐにあるワインバー。

100年超の古民家をリノベーションしたレンガ作りの瀟洒な建物。

その右手奥の赤い扉を開けた2階にあるのが、「和飲BAR　LES　Contes　du　Vin（コントデュヴァン）」。

そのコントデュヴァンのランチタイム＆カフェタイム(16時まで)に登場したのが、とろける牛ホホ専門店「cheek」です。

北海道やミナミのオステリアで腕を振るったシェフが、新形態を模索していた時に、コントデュヴァンのオーナーと出会い、あっという間に実現。

ホホ肉は、扱いやすい食材ではありませんが、きちんと下処理をし、ちゃーんと手間をかけてあげると、驚くほど柔らかく、旨味があふれる部位。

特におススメの「牛ホホの煮込みプレート」は、赤ワインの風味とお箸で崩れるホホ肉が絶妙にマッチ♪

季節のキッシュや前菜、サラダが美しく盛り付けられ、目にも美味しい逸品！！

自家製パンかライスまでついていて、1,080円（税込）の感涙コスパです。

他にも、ホホ肉のステーキセットや普通のミンチのハンバーグにホホ肉がゴロゴロ入った食感が新しいホホバーグ、牛すじとホホ肉のカレーなど、ホホ肉づくし！

食後のお楽しみドルチェは、ほとんどシェフの趣味の領域。

利益度外視のドルチェの盛り合わせは、チーズケーキ、チョコ系デザート、ガトーバニラ、プリンなど4～5種ものスイーツが集結した夢のようなひと皿。

今、香港で大人気の「ユンヨンティー」もあります！

日本語に訳すと、“コーヒー紅茶”とよくわからないネーミングですが、練乳に牛乳を入れて温め、そこに紅茶葉を入れて、最後にコーヒーを加えて濾す、ひと手間かかったドリンクメニュー。

カフェオレより柔らかく、ほんのり紅茶の薫りが漂い、クセになること間違いなし！！

出張料理人も行っていたシェフの夢は、社会のために子育てを頑張ってくれたママたちが、社会復帰をしようとした時の不遇を少しでも緩和できるよう、たとえば料理人ではないママたちでも、プロの味を提供できるようなレシピやシステムを作れれば、有志でカフェを始めたり、キッチンカーでテイクアウト店をすることができるのでは…というもの。

そのため、間借りというスタイルで、しっかり実績を出して、そういうママたちを応援したいという壮大な計画です。

もちろん、まだまだはじめの第一歩ですが、ただ美味しいものを提供したいというだけではないシェフの心意気は、しっかりお料理の隠し味にもなっています。

日程があえば、出張料理も受付中。

家族の特別な1日に、シェフが我が家で調理してくれる最高の贅沢を体験してみませんか。

後片付け大好きシェフが、シンクまでピカピカにしてくれるかも♪

テイクアウトや煮込みとカレーの冷凍販売も行っています。

〈移転先〉

大阪府大阪市北区中津１丁目11-24