高校時代に飲食店でバイトしていた経験から、人と接する仕事に興味があったという小溝さん。

スーパーの精肉担当から、営業をしてみたいと一念発起して不動産業界へ。

営業の中でも、金額の大きさやその人の人生そのものにも大きく関わる不動産営業は難しい印象がありますが、不安はなかったんですかとの問いにも、「その分、お客さまに“ありがとう”と言ってもらえた時の喜びが大きいので」と前向き。

平均3～5件のご案内で決められる方が多い賃貸物件でも、中には延べ3日15.6件ご案内したことも。

「どこかいいところがあれば、引っ越したいというようなお客さまは、期限がないので、どうしても100％納得できる物件に出会えるまで、なかなかご決定いただけないものです。そんな時は、このお客さまが何を求めておられるか、何が1番重要かを考えて、次のご提案をします。絶対に『もう他にはないです』ということは言わないようにしています。」

ストレスが溜まるお仕事ですねとの問いかけにも、「一晩寝れば忘れちゃうので(笑)」とここでも前向き。

奥さまもお仕事をされているので、休日はお掃除や食事の後片付けなども積極的にお手伝い。

家でも、気遣いを忘れない姿勢が、仕事も家庭も順調な秘訣ですね。

「自分から盛り上げるようなタイプじゃないんですけど、カラオケに行ったらウルフルズなんかを熱唱してしまいます。この店は、みんな家族みたいで気を遣わなくていいので、その分の気遣いはすべてお客さまに向けられます！」とのこと。

お客さまからのお礼状や「ありがとう」の言葉を糧に、今日もポジティブに頑張る福男です。