さまざまな事情で、ご飯が食べられなかったり、ひとりで夕食を食べる子どもが増えています。

そういう子どもたちが、気軽に訪れ、食事をするのはもちろん、勉強や遊びを通じて、地域の人たちとつながれる場として注目されているのが、「子ども食堂」です。

2019年7月に誕生した「子ども食堂 えび庵ふぁん」もそのひとつ。

自身もワーキングマザーである代表者を中心に地域のママやボランティアによって運営されています。

第1月曜日を除く毎週月曜日の開催(祝日は除く)で、子どもたちが野菜を美味しく食べられる家庭料理が中心。

栄養のバランスを考えた“おふくろの味”を、みんなでわいわい言いながら食べるのは格別です。

原則的に、お子さまだけの参加。

パパやママは、その間、お仕事をしたり、お買い物に行ったり、家の用事を済ませる等、子どもたちの自主性を信じて、自分の時間を有意義に活用してください。

親には言いづらい悩み事や不安なども、「食堂のおばちゃん」になら、打ち明けられるかも。

食事は一斉にとか、17時半集合などのルールを決めずに、子どもたちがノビノビと自分らしくいられる場所を作ってあげるのも、子ども食堂の大切な役割。

普段はなかなか接点のない学年の違う子や他の学校の子とも仲良くなれるのも楽しみの一つです。

現在は、月2回の開催ですが、いずれもっと頻繁に開催できれば…と代表者の松尾さん。

ここを利用していた子どもたちが、いつかここをお手伝いしてくれるようになると素敵です。

引っ込み思案のお子さんやひとりっ子のお子さんも、是非一度参加してみませんか。