2019年7月に福島区第1号の子ども食堂として誕生した「えび庵ふぁん」。

町家を改装したその場所を使って、学校に行きづらい子どもたちの居場所作りとして「えび庵さろん」が行われています。

家庭環境や学校での人間関係、思春期ならではの悩みなどそれぞれの理由で学校に行くことをしんどく感じてしまっている子どもたち。

外出したくても、お昼間に歩いているだけで訝しげに見られてしまい、なかなか外に出る勇気も持てないことも。

そんな時、「えび庵さろん」に行くことが、外に出るひとつのきっかけになれば…と代表者の松尾さんの想いです。

代表である松尾さんが、一人ひとりの子どもたちに合わせた対応で、少しずつ心の重りを取り除くお手伝いをしてくれます。

ただ、人の気配は感じたいけど詮索されたくないと考える子には、同じ部屋でただいっしょにいるだけで無理に話かけることもせず、悩みを聞いてもらいたい子には黙って聞いてあげることも、人生の先輩として、子を持つ親として、様々な観点からアドバイスをすることも。

子どもたちの表情や態度を見ながら、ゆっくりと時間をかけて安心できる場所作りをしてくれます。

月曜日の朝8時半頃までに電話で連絡するだけでOKです。

お母さんだけ先に相談に来ることも可！

好きなときに来て好きなときに帰れるので、堅苦しく考えるのではなく、お家以外でリラックスできる場所が、一つ増えたと思って遊びに行ってみませんか。

基本的には15時までですが、その後の子ども食堂のお手伝いをしてもらいながら夕食までいても大丈夫です。

八阪中学校区の子どもたちが対象ですが、校区外でもとりあえず一度ご相談ください。

子どもも、親も、張り詰めた気持ちを少しだけ緩められる場所で、少しずつ心の元気を取り戻し、笑顔に近づくお手伝いができればと代表の松尾さん。

気軽にお昼ご飯を食べに行くつもりで覗いてみませんか。