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〈終了しました〉【玉川】7月19日(火)、20日(水) 野田恵美須神社 夏祭

3年ぶり! 野田の夏が帰ってきます!!

※新型コロナウイルス感染症の影響により、規模を縮小して実施する予定です

 

太鼓巡行・・・ 7月19日(火)・20日(水)

地車・鯛鉾巡行・・・ 7月20日(水)

 

※境内の混雑を避けるために、両日とも宮入後の「お練り」は行わず、手打ち後すぐに小屋入りします。また、すずめ踊りの奉納もありません。

 

 

野田エリアの夏の一大イベントといえば、野田恵美須神社の夏祭り。

もともとは、夏季に起こりやすい流行病を退散させる意味のお祭りでした。

戦前には渡御式、俗に「お渡り」といわれる神事があり、神様を奉戴した御鳳輦(ごほうれん)、御神輿(おみこし)を中心として、先導の太鼓以下長い行列を整えて新家の御旅所に赴き、そこで祭典を斎行した後、再び行列をして本社に還る、という儀式でした。現在はこの通りのことはできませんが、太鼓、地車、および鯛鉾が氏子区域を巡行しています。

鯛鉾


古くから漁業の神として漁民たちが信仰してきたえびすさま。そのえびすさまが左手に大きな鯛を抱えていることから鯛鉾巡行が奉納されていると言われています。

鯛鉾が宮入した後に、奉納されるのがすずめ踊りです。

仙台・青葉城築城の際の祝宴で、堺の石工たちが伊達政宗公に披露したのが始まりと言われるすずめ踊り。

華やかで、躍動感あふれるすずめ踊りは、野田恵美須神社の夏祭りの名物のひとつです。




地車


正面には、木彫りのえびすさまが鯛を釣りあげる見事な細工を施された地車。三枚板の左右には、大坂夏の陣を題材にした「道明寺の戦い」と「後藤又兵衛の勇戦」が彫られています。昭和初期に製作されたこの地車は、研究家の中でも一目置かれる立派なものです。大工方と呼ばれる屈強な男性を屋根に乗せ、町内を駆け抜けます。




太皷


曳行中は大人の、 休憩中は子どもの叩き手3人ずつが向かい合い、リズムに合わせて太皷を打ち鳴らします。この音を聞くと、夏が来たと思う方も多いのでは。鯛鉾、地車、太皷はそれぞれの氏子区域を練り歩き、野田恵美須神社に戻っていきます。




※熱中症予防のためにマスクを外して巡行する場合もありますが、巡行参加者全員に、毎日抗原検査を実施し、新型コロナウイルスの感染が疑われる者は巡行に参加しない対策がとられています。

日時

2022年7月19日(火)・20日(水) 

場所野田恵美須神社:福島区玉川4-1-1
交通アクセス

JR環状線野田駅より徒歩6分

Osaka Metro千日前線玉川駅より徒歩3分

阪神本線野田駅より徒歩9分

関連サイト野田恵美須神社 公式HP