大阪市福島区の歳時記・イベント情報
豆とともに福の神にお願い事を!!
いつ頃創建されたのかは定かではありませんが、神社に保存されている御影石の建石には「永久三乙末年三月」(
平安時代末期の1115年)と刻まれています。
約900年前というはるか昔から福島区の人々を見守り支え続けてきた、とても歴史のある神社です。
えびす様と言って想像するのは片手に鯛を、もう片手には釣竿を持っている姿ではないでしょうか?
その通り、えびす様は漁業の神様。平安時代の福島区は大阪湾が深く入り込んでいて、多くの島々が点在しており、その島々が淀川の堆積作用により、だんだん陸続きとなり、今の地形になったと言われています。
この頃この地に初めて住み着いた漁民の一団が、自分たちの信仰する"えびすの大神”をお祀りしたのが恵美須神社の起源なのです。
新しい年の初め、毎年1月9、10、11日に行われる「十日えびす」が有名ですが、「節分祭」も毎年行われます。
野田恵美須神社の節分祭では、全国的にも珍しく、豆まきではなく、年の数の豆とお願い事を入れた小袋を氏神さまにお供えし、悪疫退散と招福を願います。
地域に親しみ、人々の心のよりどころである野田恵美須神社。厄払いのお参りに訪れてみてはいかがですか?
日時 | 2019年2月3日(日) |
場所 | 野田恵美須神社:福島区玉川4-1-1 |
交通アクセス |
JR環状線野田駅より徒歩6分 Osaka Metro千日前線玉川駅より徒歩3分 阪神本線野田駅より徒歩9分 |
関連サイト | 野田恵美須神社 公式HP |