神社に保存されている御影石の建石に刻まれている「永久三乙未年三月」の言葉から平安朝の末期、1115年に創建されたと推測される歴史ある野田恵美須神社。

商業の町として栄えた大阪において、エビスさまは福の神として商人たちの信仰を集め、

貨幣の流通が盛んになるにつれ、転じて財福を授ける神として崇められるようになりました。

1月9日（宵戎）、10日（本戎）、11日（終い戎・残り福）の3日間に行われる「十日えびす」では、幸福と繁栄を願う多くの参詣者が、地元の方はもちろん、遠方からも集います。

笑顔いっぱいの福娘さんから、えべっさんの福を分けてもらったり、福笹や熊手等を買い求めるのを楽しみに訪れる方も多いのでは。

また、境内には夏祭りに町内を巡行する山車（太鼓・地車・鯛鉾）が参拝者をお出迎え。正面鳥居の左側に据え置かれた鯛鉾は、朱色と金箔が鮮やかで、とっても「めでたい」ですよ！

商売繁盛を願いに、皆さんでお参りに行かれてはいかがでしょうか？