“人権”と聞くと、「何だか難しそう」と思われる方も多いのでは？

“人権”とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる権利」のこと。

私たちは、日々“人権”に守られながら生活をしています。

福島区では、そんな“人権”についてもっと身近に感じてもらうため、人権に関する様々なテーマを題材にした映画の上映会「ヒューマンシアター」を開催しています。

「春休みヒューマンシアター」では、作家・島崎藤村の名作文学を60年ぶりに映画化した話題作「破戒」が上映されます。

被差別部落出身という出自を隠し、小学校教員として奉職する主人公・瀬川丑松は、下宿先の士族出身女性・志保と身分違いの恋に落ちるが、やがて出自について周囲に疑念を抱かれるようになる。

故郷を離れてもつきまとう、自らの出自に葛藤する主人公の姿を描いた作品です。

“誰よりも早く自我に目覚めた者の悲しみ”という、島崎藤村自身の苦悩を主人公に仮託しつつ、社会的なテーマに追求した長編小説の映画化。

今一度、“差別”について考えるきっかけとなること間違いなし。

上映後は、是非ご家族間で話し合ってみては？

字幕ありの上映で、入場無料・予約不要なのでお気軽にお越しください。