地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、大阪市福島区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

大阪市福島区の地域情報サイト「まいぷれ」大阪市福島区

福島区役所「中学生被災地訪問事業」を実施しました

被災地を訪問してきました

 福島区内の3中学校の生徒、各校から3名ずつ計9名と引率者で、7月24日(火曜日)から7月26日(木曜日)まで、2泊3日の行程で東日本大震災の被災地である宮城県を訪問しました。

 訪問先での体験内容等の詳細については、11月中旬の報告会でお伝えする予定ですが、ひと足早く、ダイジェストで報告します。

行程1日目

出発式

福島区役所前での出発式

 1日目の午前7時15分に、福島区役所前で出発式を行いました。好天に恵まれ、汗がにじむ暑さです。
 大谷区長からのあいさつに引き続き、参加生徒代表があいさつを行いました。
 事業を企画する最初の懇談会から1年以上を経ての出発に期待と緊張感が高まります。
お見送りに来られた保護者の皆さま、先生方お疲れ様でした。

宮城県到着

仙台空港

 仙台国際空港に到着しました。
 あいにくの曇り空ながら7月24日の仙台市内の最高気温は26.4度でひんやり快適でした。
 なお、写真左上の青いパネルは震災当時の津波の到達位置を示しています。

荒浜地区

仙台市立荒浜小学校

 最初に「震災遺構仙台市立荒浜小学校」を訪問しました。
 「震災遺構」とは、震災によって壊れた建物など、被災の記憶や教訓を後世に伝える構造物のことです。
 当小学校では児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せたそうです。
 写真の校舎入口は津波を受けた側にあたり、2階のフェンスがゆがんでいることがわかります。

仙台市内荒浜小学校校舎内

 校舎1階の様子です。
 震災直後の写真と見比べながら現地の方にご案内いただきました。
 はがれた天井などから当時の衝撃がうかがわれます。この後、上階の展示物等を見学しました。

荒浜慈聖観音前

 写真の「荒浜慈聖観音」は、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を祈って建立されました。観音様の高さが津波の高さと同じ9メートルで、いかに大きな津波が襲ってきたかがうかがわれます。
 参加者全員で黙とうの後、代表者が献花を行いました。

荒浜地区散策

 ウェアラブル端末メガネ型「ARグラス」を装着し、荒浜地区の震災前や震災時の画像を実際の風景と重ね合わせながら街歩きを行いました。
 写真は堤防の上から海を眺めているところです。
 足元の堤防も、震災後にかなりのかさ上げ工事が実施されたとのことでした。

津波避難タワー

仙台市津波避難タワー

 津波避難タワーは、震災時の一時避難場所として設置されたもので、仙台市内に11カ所あります。
 写真手前の階段は建物本体を守る津波の緩衝材の役割も果たすため、海側に設置されています。

津波避難タワー屋上

 仙台市役所危機管理室のご協力で津波避難タワーを案内していただきました。
 写真は屋上に上がって街並みを見ながら津波避難タワーの説明をうかがっているところです。
 写真右奥に見えるのは小型のソーラーパネルです。

被災者講話

地域の方のお話

 一日目最後の行程は被災者講話です。
 宿泊施設で夕食後に、地元東松島のカキ漁師の方からお話をうかがいました。
 被災時や避難所での体験だけでなく、震災をきっかけに新たな人のつながりができたことなど、今後の復興について力強いお話をしていただけました。

行程2日目

松島湾

松島湾での震災学習クルーズ

 2日目最初の行程は松島湾での震災学習クルーズです。
 たくさんの小島が浮かぶ美しい湾内の景色をクルーズ船に乗って見学しました。

海の語り部のお話

 船内で海の語り部の方から震災についてお話をうかがいました。
 ご家族を亡くされた悲しみ、震災に遭ったら気をつけてほしいことなど様々な想いが伝わってきました。

瑞巌寺

 自由時間を活用して各自で松島を散策しました。
 写真は遊覧船乗り場のすぐ近くにある国宝「瑞巌寺」の総門です。スケジュールの都合上残念ながら境内入口の前で引き返すことになったものの、少しだけ松島の歴史にふれることができました。

石巻市

日和山公園

 訪問先は石巻市に移ります。
 震災以降、石巻市役所には大阪市役所から復興支援のための職員が派遣されています。今回はその派遣職員の方に現地を案内していただきました。
 写真は石巻市の街並みを一望できる日和山公園の高台で復興の状況などを聞いているところです。

石巻市仮設住宅

 石巻市の郊外にある仮設住宅を見学しました。
 現在使用されていない部屋にも入らせていただき、当時の状況をうかがいました。

南三陸町

南三陸さんさん商店街駐車場

 午後からは「南三陸さんさん商店街」を訪問しました。
 「サンサンと輝く太陽のように、笑顔とパワーに満ちた南三陸の商店街にしたい」というコンセプトのもと、2012年2月に仮設商店街としてオープンし、2017年3月に本設オープンしたとのことです。

南三陸さんさん商店街会議室

 はじめに会議室で、商店会長から震災体験と商店街再建までの経緯をうかがいました。

「食楽しお彩」でインタビュー

 続いて、各中学校に分かれて、商店街のお店で震災等に関してインタビューをさせていただきました。
 写真は、下福島中学校の生徒がうかがった「食楽しお彩」さんです。

「創菜旬魚はしもと」でインタビュー

 同じく、野田中学校の生徒がうかがった「創菜旬魚はしもと」さんです。

「オーイング菓子工房Ryo」でインタビュー

 八阪中学校の生徒がうかがった「オーイング菓子工房Ryo」さんです。
 各中学校が2店舗ずつ、計6店舗の皆さまにご協力いただきました。ありがとうございました。

民泊入村式

 2日目の夜は南三陸町のご家庭で民泊をさせていただきました。
 写真は南三陸さんさん商店街で入村式をしているところです。生徒代表からお世話になるお宅にあいさつをしました。

行程3日目

東北大学災害科学国際研究所

東北大学での講義

 3日目は東北大学災害科学国際研究所を訪問しました。
 写真は当研究所に所属されている蝦名先生に「古文書に学ぶ防災」というテーマで講義をしていただいているところです。
 講義の後、実際の古文書を使って、古文書の取扱いに関する実習もさせていただきました。

研究所学生のお話

 同研究所の水谷先生と、研究所の学生の皆さまから震災当時のお話をうかがいました。
 震災当時、学生の皆さんはそれぞれ岩手、宮城、福島にお住まいで、中学生、高校生だったそうです。今回訪問した中学生と同じくらいの年頃の視点から当時の状況をお話いただきました。
 宮城県での全ての行程を終え、この後帰路につきました。

帰阪式

阪神電鉄野田駅

 予定の航空機出発が30分遅延するというハプニングに見舞われたものの、無事福島区に帰ってきました。
 生徒代表があいさつし、大谷区長からも労いのあいさつをお返ししました。
お迎えに来られた保護者の皆さま、先生方お疲れ様でした。

記念撮影

 最後に中学生全員揃って記念撮影をしました。
 皆さま、お疲れ様でした!

  

 

 当事業について、来年度以降の財源とするため、ご寄附をお願いしております。

 詳しくは福島区役所にお問い合わせいただくか、福島区役所ホームページをご覧ください。

人気のキーワード