発見!福島男子
正道会館のトーナメント3階級制覇の総合格闘家!
全日本真正空手道連盟 真正会 全真会館 館長の外岡 真徳さん。
礼の大切さを教えながらも、普段は優しい先生!
本気の蹴りは、音も迫力も超ド級!
K-1全盛期の20歳の時、観戦したのをきっかけに空手を始めたという外岡館長。
一般的に武道は幼少期から始める子どもが多い中、20歳のデビューはかなり遅いスタートと言えます。
2年後にはカラテワールドカップに出場。5年後には全日本空手道選手権大会(中量級)で優勝を果たすというまさに天才。そこから軽重量級、重量級の3階級を制覇し、「正道会館の絶対エース」と呼ばれるまでになった伝説のファイターです。
その後、総合格闘技DREAMやHERO’Sにも出場。総合格闘技界にも空手の底力を見せつけました。
27歳には現役選手でありながら、指導する立場に。
40歳で現役引退した後は、未就学の小さな子どもからプロを目指す若者まで多くの門下生に技術だけでなく、礼儀やたゆまぬ鍛錬の心を教える指導者として活躍されています。
「日本人より侍魂(さむらいたましい)を持っていたアンディ・フグの練習姿勢や人を思いやる心に大きな影響を受けました。今でも1番尊敬する人はフグです」と語る外岡館長。
指導する上で1番大切にしているのは、「よく喋る人間より、よく動く人間であること」。
言葉だけではなく、自身も一緒に動くことで、小さな子どもたちには、空手の楽しさをしっかりと伝え、有段者には、戦う姿勢を伝えています。
経歴だけ見ると強くて怖いイメージのある外岡館長ですが、子どもたちを教えている姿は、まるで保育士さんのよう。穏やかで、まっすぐな先生は子どもたちにも人気です。
夢は、「空手の世界チャンピオンを育てること」!
外岡館長の夢が叶う日はそう遠くないかもしれません。
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